NILTO MCPでコンテンツを更新する
はじめに
NILTO MCPを利用すると、コンテンツの品質向上と更新作業の効率化が期待できます。
NILTO MCPを用いたコンテンツ更新の大きな特長は、コンテンツIDのようなシステム的な識別子を意識する必要がない点です。
実際のWebサイトのURLやスラッグ、記事タイトルなど、普段使い慣れた情報でコンテンツを指定できます。エンジニアでない方でも直感的に操作でき、コンテンツ運用の効率化につながります。
このチュートリアルでは、MCPホストとして「Claude Desktop」を利用し、自然言語の指示でコンテンツを更新する手順を紹介します。
事前準備
NILTOの作業
組織・スペースの作成
NILTOにログインし、組織・スペースを作成しておいてください。
モデルの作成
本チュートリアルでは、ブログ記事用のモデルとして以下のフィールド構成で作成しました。
フィールド名 | フィールドタイプ |
|---|---|
記事タイトル | 1行テキスト |
記事本文 | フレキシブルテキスト |
参考記事 | フレキシブルテキスト |
メタタイトル | 1行テキスト |
メタディスクリプション | 複数行テキスト |
有料記事かどうかのフラグ | 真偽値 |
スラッグ | 1行テキスト |
NILTO MCP側の実行精度にも影響するため、フィールド名やLUIDにはわかりやすい名称をつけることを推奨します。
Claude Desktopの設定
Claude DesktopでNILTO MCPを利用するための設定が必要です。詳しくは以下のページをご参照ください。
使い方 |
MCP
使い方 |
MCP
コンテンツ更新の手順
Claude Desktopを起動し、チャット欄に指示を入力していきます。
※ AIエージェントへの指示内容、挙動や確認内容の順番は、毎回同じとは限りません。以下はあくまで一例としてご参照ください。
ステップ1:更新したいコンテンツを指定する
まず、更新したいコンテンツをAIエージェントに伝えます。NILTO MCPでは、サイトのURLやスラッグ、タイトルなどの情報でコンテンツを指定できます。
スラッグを含むURLやスラッグでコンテンツを検索する場合は、本記事でご紹介しているモデルのように、事前にスラッグ用の1行テキストを登録しておく必要があります。
URLで指定
ブラウザで表示しているWebサイトのURLから特定する
スラッグで指定
ブラウザで表示しているWebサイトのURLに含まれるスラッグから特定する
タイトルで指定
コンテンツのタイトルから特定する
いずれの方法でも、AIエージェントが該当するコンテンツを自動的に特定します。
ステップ2:スペースの選択
次に、利用可能なスペースの候補が提示されるので、コンテンツを更新するスペースを選択します。
スペース情報を取得しました。
以下のスペースから選択してください:
-ブログサイト (ID: 6xxxxxxxxxx)
-親スペース コンテンツ数: 73
-本番環境 (ID: 1xxxxxxxxxx)
どのスペースでコンテンツを更新しますか?
ステップ3:モデルの選択
続いて、利用可能なモデルの候補が提示されるので、モデルを選択します。
利用可能なモデルが見つかりました。
以下から選択してください:
-お知らせ (luid: news)
-ドキュメント (luid: document)
-ブログ (luid: blog)
どのモデルのコンテンツを更新しますか?
ステップ4:更新内容を確認して実行する
AIエージェントが更新前のコンテンツ内容を表示してくれるので、内容を確認して更新の指示を出します。
「SEO対策の基本」の現在の内容を確認しました。
【現在の本文】 SEO対策の基本について解説する。 検索エンジン最適化は…
どのように更新しますか?
また、更新後の記事の内容に合わせてメタタイトル、メタディスクリプションも更新して
承知しました。更新内容を確認してください。
【更新後の本文】 SEO対策の基本について解説します。 検索エンジン最適化とは… FAQ(よくある質問) …
【メタタイトル】 SEO対策の基本|初心者向け完全ガイド
【メタディスクリプション】 SEO対策の基本をわかりやすく解説します。…
この内容で更新してよろしいですか?
更新が完了すると、管理画面へのURLが表示されます。
✅ 下書きの更新が完了しました!
管理画面URL: https://cms.nilto.com/xxxxxxxxxx/contents/xxxxxxxx
FAQ(よくある質問)
Q1. 公開中で下書きのあるコンテンツはどのように更新されますか?
A: NILTO MCPを使ったコンテンツ更新は、以下の通り行われます。
- 公開中+下書きありコンテンツの更新: 公開データは変更せず、コンテンツの下書きを更新できます
- 公開中コンテンツへの下書き追加: 公開中のコンテンツに新しい下書きを追加できます
- 下書きコンテンツの更新: 下書き状態のコンテンツを更新できます
Q2. 対応していない機能やフィールドはありますか?
A: 現時点では、主に以下の機能、フィールドには対応していません。
- 多言語コンテンツの更新
- フィールドセット・組み合わせ・繰り返しフィールドの更新
- フレキシブルテキスト内のネストなど一部の要素
Q3. URLやスラッグでコンテンツが見つからない場合はどうすればいいですか?
A: URLやスラッグで検索してもコンテンツが見つからない場合、AIエージェントが自動的にタイトルやIDでの指定を提案します。以下のように別の方法で指定してください。
または
Q4. 連続して同じ記事を更新できますか?
A: はい、できます。一度更新した記事をそのまま続けて更新することが可能です。
ただし、長時間同じセッションの中で作業を続けると、コンテキスト量が増えてAIエージェントの精度が低下することがあるため、定期的に別のセッション(Claude Desktopなどであればチャット)に切り替えることをお勧めします。
Q5. 公開中の記事を直接編集できますか?
A: 公開中のコンテンツを直接編集することはできません。NILTO MCPでは、公開中のコンテンツに対して「下書きを追加」する形で更新を行います。下書きを確認後、管理画面から公開操作を行ってください。
まとめ
このチュートリアルでは、NILTO MCPとClaude Desktopを使って、コンテンツを更新する方法を解説しました。
本記事で説明した内容は以下のとおりです。
- NILTO上でのスペース・モデル作成、Claude Desktopの設定手順
- スペース選択からコンテンツ更新までのステップ
- よくある質問
NILTO MCPを利用することで、コンテンツ管理業務の効率化が実現できますので、ぜひご活用ください。