NILTO

デザイン

Concept 今までにない発想でプロダクトをつくり、
新しい価値を届ける。

NILTOとは

NILTOとは、存在しないことを意味する nil と、変化の方向を示す to を組み合わせた造語です。

ロゴの形状

Nilto を囲む線は、箱とカギカッコ。
箱は自由な発想を詰め込めることを、カギカッコは誰かに届けるための言葉を表現しています。

カラー

緑青は、金属が空気中の水分や塩分と反応して酸化することでできる錆の一種。金属の腐敗を防ぐなどの好ましい効果があります。 ユーザーとプロダクトが触れ合うことで生み出される価値を表現しています。

透明感+金属感を意識したカラーシステム

NILTOのデザインコンセプトは、「nil = 存在しない」です。
何もないことを表現するデザインはこれまでにないもので、きっとおもしろく表現できると考えましたが、しかし難しい。
「存在しないってどういう色だろう?」「本当にそこには何もない?」
常識にとらわれない想像を膨らませました。
そうして私たちが選んだのが、淡いグレイッシュなカラーと緑青色です。
青みがかったグレーは透明を、緑青色は物質や化学反応を想起させます。
それらの色をできる限り多くのひとに利用してもらえるよう調整し、カラーシステム化しました。

Designers Philosophy NILTOのデザインで大切にしていること

NILからはじまる変化のその先を
ユーザーに託す

NILTOのデザインで大切にしていることは、プロダクト名に含まれている「nil = 存在しない」という概念です。

どんなものでも作れると思わせてくれるような、真っ白なノートを前にしたときのようなワクワク感。

そんな nil を変化させて新たなものを生み出していく力を to で表現しています。

真っ白なノートを埋めてつくっていくその先は、NILTOを使うみなさん次第で無限大の可能性があります。

NILTOのブランドカラーやインターフェースをできるだけ主張しない色でまとめているのも、そうした背景が理由です。

お気に入りの道具を使う楽しさ。

ビジュアルはもちろん構造やひとつひとつの挙動すべてのプロダクトデザインのテーマも「nil = 主張しない・存在を感じさせない」を軸にしています。

ただ、その中でも削ぎ落としたくなかったのは、ほんの少しのスタイリッシュさ。

お気に入りの文具を使って文字を書くときのようなときめきをNILTOにも感じてもらえるようにしたいと考えました。

あくまでも主張しない存在でありながらも、道具としての心地よさを提供し続けていくこと。
それが私たちの考えるNILTOのデザインであり、大切にしている指標のひとつです。