最終更新日:2026.4.16
Notion MCPの使い方|設定手順・できること・注意点を解説
目次
- 使いたいAIツールがMCPに対応しているか
- Notion側の権限範囲を把握しているか
- ChatGPTでの設定
- Claude Desktopでの設定
- Claude Codeでの設定
- Cursorでの設定
- 検索と取得
- ページの作成、更新、移動、複製
- データベース、データソース、ビューの操作
- コメント、ユーザー情報、接続先情報の取得
- 接続先URLが公式のものか
- Notion側の権限で対象ページにアクセスできるか
- ワークスペース管理者やプラン条件で制限されていないか
- クライアントがリモートMCPに直接対応しているか
- 権限範囲の考え方
- 更新系操作は下書き前提で使う
- 画像やファイルのアップロードは未対応
- 完全自動運用には向きにくい
Notion MCPとは
Notion MCPは、AIツールからNotionワークスペースに接続するためのNotion公式のMCPサーバーです。
MCPは、AIツールが外部サービスと接続するためのオープンなプロトコルです。Notion MCPを使うと、AIツールからNotionのページやデータベースを検索したり、ページを作成したり、更新したりできます。
設定前に確認すること
使いたいAIツールがMCPに対応しているか
2026年4月時点で、Notion公式ドキュメントが案内している主な対応クライアントは次のとおりです。
- ChatGPT
- Codex CLI
- Claude Code
- Claude Desktop
- Cursor
- VS Code (GitHub Copilot)
- Windsurf
- Antigravity
この記事では、利用者が多いChatGPT、Claude Desktop、Claude Code、Cursorの4つについて解説します。
Notion側の権限範囲を把握しているか
Notion MCPは、接続したユーザー本人の権限で動作します。
自分が閲覧できるページはAIツールからも扱えます。閲覧できないページは扱えません。
設定前に確認しておきたい点は次の3つです。
- AIに参照させたくないページがないか
- ワークスペース内の権限設定が想定どおりか
- 個人用か、チーム利用か
設定の共通フロー
Notion MCPの設定は、多くのツールで次の流れです。
- AIツール側でNotion MCPを追加する
- 接続先に
https://mcp.notion.com/mcpを指定する - OAuth認証でNotionワークスペースへの接続を許可する
- AIツール側で接続状態を確認する
最近のツールでは、URLを手入力する方法だけでなく、アプリ、コネクタ、プラグイン、マーケットプレイスなどのそれぞれのAIツールから簡単に追加する方法も増えています。
また、AIツール側からではなく、Notionアプリの Settings → Connections → Notion MCP から接続を始める導線も用意されています。
AIツール別の設定手順
ここからは、主要な4ツールでの設定方法を整理します。
ChatGPTでの設定
ChatGPTは、アプリから設定ができます。
1. メニューからアプリを選択

2. アプリ一覧からNotionを選択

3. Notionのページから接続を選択

4. その後アカウント連携画面が表示されるので、画面の指示に従って進めてください。
連携できたら設定完了です。
Claude Desktopでの設定
Claude Desktopはコネクタから設定ができます。
1. 設定からコネクタを開き、コネクタを参照を選択

2. 検索ボックスに「Notion」と入力し、一覧の中からNotionを選択

3. Notionのページから連携/連携させるを選択

4. その後アカウント連携画面が表示されるので、画面の指示に従って進めてください。
連携できたら設定完了です。
Claude Codeでの設定
Claude Codeでは、CLIから以下のコマンドを実行することでNotion MCPを追加できます。
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp認証や接続状態の確認には /mcp コマンドを使います。
Claude Codeでは、設定の保存先を --scope で切り替えられます。
local現在のプロジェクトでだけ使う。現在はこれがデフォルトですproject.mcp.jsonに保存し、チームで共有するuserすべてのプロジェクトで使う
Cursorでの設定
Cursorは、Marketplaceから設定ができます。
1. Cursor SettingsからMarketplaceを選択

2. 検索ボックスに「Notion」と入力し、一覧の中からNotionを選択

3. NotionのページからAdd to Cursorを選択

4. その後アカウント連携画面が表示されるので、画面の指示に従って進めてください。
連携できたら設定完了です。
手動で設定する場合
手動で設定する場合は.cursor/mcp.json を使います。グローバル設定では ~/.cursor/mcp.json、プロジェクト共有では .cursor/mcp.json にファイルを作成し、以下のコードを保存してください。
{
"mcpServers": {
"notion": {
"url": "https://mcp.notion.com/mcp"
}
}
}Notion MCPでできること
2026年4月時点のNotion MCPは、検索と要約だけでなく、読み取り系も更新系もかなり範囲が広がっています。
検索と取得
Notion MCPでは、Notionワークスペース内の検索に加えて、条件がそろえば接続済みソースも横断検索できます。
notion-search はSlack、Google Drive、Jiraなどの接続先も検索対象にできますが、この機能はNotion AIが必要です。
また、notion-fetch を使うと、ページだけでなく、データベースやデータソースの取得もできます。
ページの作成、更新、移動、複製
Notion MCPでは、ページの新規作成と更新に加えて、ページの移動や複製にも対応しています。
ページ作成時にはテンプレートの適用もでき、アイコンやカバー画像も設定できます。
実務では、次のような使い方がしやすいです。
- 会議メモのたたき台を作る
- タスクページを追加する
- 既存ページに決定事項を追記する
- テンプレートを複製して新しい案件ページを用意する
- ページの格納先を整理する
データベース、データソース、ビューの操作
2026年4月時点では、Notion MCPで扱えるのは「データベースへの問い合わせ」だけではありません。
新しいデータベースの作成、データソースの更新、ビューの作成、ビューの更新まで対応しています。
データの問い合わせにも条件があります。
notion-query-data-sourcesは、複数のデータソースを横断して問い合わせる機能です。EnterpriseプランとNotion AIが必要ですnotion-query-database-viewは、保存済みビューに基づいて問い合わせる機能です。Business以上とNotion AIが必要です
コメント、ユーザー情報、接続先情報の取得
コメントの追加だけでなく、コメント一覧の取得にも対応しています。
さらに、チームスペース一覧、ユーザー一覧、現在のユーザー情報、接続中ワークスペースの情報も取得できます。
設定がうまくいかないときの確認ポイント
手順どおりに進めても接続できない場合は、設定の場所より前提条件で止まっていることが多いです。
接続先URLが公式のものか
手動で設定した場合、入力したURLを確認してください。
https://mcp.notion.com/mcp が正しい接続先です。
Notion側の権限で対象ページにアクセスできるか
接続自体は成功していても、対象ページが見つからないことがあります。
その場合は、まず自分のNotionアカウントでそのページを直接開けるか確認してください。
ワークスペース管理者やプラン条件で制限されていないか
チーム利用では、管理者設定や契約プランが影響することがあります。
たとえばChatGPTでは、アプリの有効化を管理者が制御できる場合があります。Notion側でも、AI機能や横断検索はNotion AIの有無で範囲が変わります。
クライアントがリモートMCPに直接対応しているか
リモートHTTPのMCPに直接対応していないクライアントでは、mcp-remote を使う構成がまだ必要な場合があります。
その場合の公式例は、次の形です。
{
"mcpServers": {
"notion": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "https://mcp.notion.com/mcp"]
}
}
}ただし、これはあくまでリモートMCPに直接つなげないクライアント向けの回避策です。Claude DesktopでNotion MCPを使う現行手順としては不要です。
業務利用で押さえておきたい注意点
Notion MCPは便利ですが、業務で使う場合は、接続のしやすさよりも運用ルールの方が重要です。
権限範囲の考え方
Notion MCPは、接続したユーザーの権限で動作します。
そのため、個人利用ではAIに見せたくない情報がないか、チーム利用では各メンバーの権限設計が適切かを先に見直す方が安全です。
更新系操作は下書き前提で使う
ページ作成や更新、データベース操作までできるようになった分、誤更新の影響も大きくなります。
公開前の原稿、仕様書、顧客向け資料のように影響範囲が大きいものは、AIの出力をそのまま確定させるより、下書きとして作らせて人が確認する運用の方が合います。
画像やファイルのアップロードは未対応
2026年4月時点でも、Notion MCPは画像やファイルのアップロード自体には対応していません。
画像やPDFをNotionに上げたい場合は、別途Notionのfile upload APIを使います。なお、ページ作成や更新の中で、既存または外部URLベースのアイコンやカバー画像を設定することはできます。
完全自動運用には向きにくい
Notion MCPはユーザーベースのOAuth認証を前提にしているため、人手なしの完全自動実行には向きません。
ヘッドレス運用やトークンベースの自動連携が必要なら、Notion APIや別構成を検討した方が整理しやすいです。
まとめ
Notion MCPを使うと、AIツールからNotionの検索、ページ作成、更新、データベース操作まで幅広く扱えます。
ChatGPTならアプリ一覧から、Claude Desktopならコネクタから、CursorならMarketplaceからそれぞれNotionを選択し連携するだけで設定ができます。
CLIでの設定が必要なのはClaude Codeくらいで、多くのツールでは画面操作だけで完結します。
まずは普段使っているAIツールからNotionを接続し、ページの検索や要約を試してみてください。